こんにちは。クリリンです。
「勉強がつまらない」と感じている人は多いはず。特にこの記事に訪れてくれた人のほとんどはそう思っているでしょう。
かく言う僕はというと、勉強は好きです。いつも楽しみながら勉強しています。
そうやって言うと、大抵の場合、
「いいなぁ。自分も勉強が好きな人に生まれたかった〜。」
そう言われます。
でも違います。僕も最初から勉強が好きだった訳ではありません。むしろ小中学生の頃は大嫌いでした。
そこで今回は、勉強がつまらないと感じる理由について、勉強を楽しむことができるようになった僕の持論をお話ししていこうと思います。
勉強がつまらないと感じる理由は「問題が解けないから」
僕が思うに、勉強をつまらないと感じてしまう理由はただ一つに集約されてしまいます。
結論から言うと、それは、
問題が解けないから。
もちろん、「勉強そのものに興味が持てない」とか「親・先生からやらされる勉強は楽しくない」など、細かく分けてしまえば勉強を楽しめない理由は色々あるかもしれませんが、最終的には「問題が解けない」ことに帰着すると思うのです。
例えば、皆さんには何か
・好きなスポーツ
・好きなゲーム
・好きな楽器
などはありますでしょうか。人によってそれぞれかもしれませんが、何かしら好きなものはあると思います。
そしてそれらは、なぜ好きなのか、なぜ楽しいと感じるのかを考えてみると、きっと
・そのスポーツが上手くできる時。
・そのゲームがクリアできる時、あるいは勝てる時。
・その楽器が演奏できる時。
に楽しさを感じるからではないでしょうか。
簡単な話、人間は「出来ること」に快感を感じ、「出来るから」好きになるのです。
これは勉強についても同じことであって、勉強が好きな人というのも、結局のところ「問題が解けるようになること」に快感を覚えるからこそ勉強が好きになるのです。
テストで高得点を取ったら、当然気持ちよくなりますよね。
もっとも、スポーツ・ゲーム・楽器とは言っても色々なものがあり、
「スポーツが好き」とは言っても、全くできないスポーツはそこまで楽しいとは感じないでしょうし、
「ゲームが好き」とは言っても、到底クリアできない、あるいは勝てないゲームはすぐやめてしまうでしょうし、
「楽器が好き」とは言っても、全然演奏できない楽器はそこまで触りたいとは感じないのではないでしょうか。
「ゲームは好きで楽しいのに、勉強はつまらないと感じるのは何故?」という悩みをよく聞くのですが、それは結局のところ、「ゲームはできるようになるまでやっているのに対し、勉強はできるようになるまでやっていない」のであり、勉強の楽しさに気付けていないのです。
勉強を好きになるためには、まずは問題を解けるようになるまでやること。
それでこそ知的好奇心を育むことができるのです。
「勉強そのものに興味がない」はお門違い
こうやって話をすると、
「勉強そのものに興味が湧かないから、解けるようになるまでに至らない。」
という声が聞こえてきそうです。
しかし、「勉強そのものに興味がない」はお門違い。
そもそも、人間は知らないものに興味が湧くはずがありません。
例えば、内容も知らない、ルールも知らない、名前だけ聞いたスポーツに対して、「何それ!やってみたい!」と好き好んで取り組む人などいませんよね。まず最初は「どんなスポーツ?」と内容を知るところから始まるはず。
これは勉強も同じであり、勉強に興味を持つためには、まず手探りにでも勉強してみないことには始まらないのです。
勉強が好きな人というのは、生まれながらにして勉強に興味がある訳ではなく、学校教育上流されるままに始めてみたら、たまたま勉強の楽しさに気付くことができた人なのです。
勉強で大切なのは”主体性”
勉強を好きになるためには「問題を解けるようになること」が1番ですが、そこに至るまでの最大の障壁となるのは、「まわりにやらされている」という”義務感”です。
人間、誰しもまわりから強制させられているものに対して「楽しさ」を見出そうとなんてしないですよね。
勉強で大切なのは、「自分の力でやろう」という”主体性”です。
もちろん、勉強を始める最初の入り口としては、
・学校から宿題が出された。
・親から勉強しろと言われた。
などでも構いません。(そうでもしないと、まず入り口にも立てません。)
しかし、実際に勉強に取り組む際の姿勢は、あくまでも「主体性」を大切にするようにしましょう。
それはすなわち、
・なぜ問題が解けなかったのか。
・どうしたら問題が解けるようになるのか。
をしっかりと”自分の頭で考える”ということです。
そして、”自分の頭で考える”ことができるようになるためにも、問題の難易度設定は慎重に行いましょう。
例えばゲームでも、あまりに簡単すぎるゲームでは面白みがありませんし、あまりに難しすぎるゲームでは途中で投げ出してしまいますよね。クリアできるかどうか、ギリギリのラインだからこそ、色々と試行錯誤してのめり込んでしまうのです。
勉強でも、足し算や引き算の簡単な問題ばかり解いていても飽きてしまいますし、逆に全然解けない問題ばかりだと嫌になってしまいます。
自分に解けるかどうかギリギリの難易度であれば”自分の頭で考える”ことができ、そういった問題が解けた時にこそ、勉強の面白さを痛感できるのです。
まとめ
勉強がつまらないと感じるただ一つの理由は、「問題が解けないから」。
人間は「問題が解けるようになること」に快感を覚えるからこそ勉強が好きになるのです。
しかし、誰しもが最初から問題を解ける訳ではありませんし、誰しもが勉強に興味すら持たないところから始まります。
そこで大切なのは、なりふり構わず、まずは問題が解けるようになるまでやること。
・なぜ問題が解けなかったのか。
・どうしたら問題が解けるようになるのか。
をしっかりと”自分の頭で考える”ことのできる難易度設定を大切にし、まずは問題を解けることの快感を覚えることから始めてみてはいかがでしょうか。
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