こんにちは。クリリンです。
スタディサプリは、今や誰もが知っているオンライン学習サービスです。皆さんもテレビCMやインターネット広告で目にしたことがあると思います。
塾・予備校比較ナビが実施したアンケート調査で、ネット予備校・オンライン教材の中でも利用率トップ(13.36%)となり、近年では勉強の1つの選択肢として定着しています。高校・進学校などでも、スタディサプリの導入をしているところがもうすでに700校もあるそう。
「話には聞いたことあるけど、口コミはどうなの?」
「とても人気だけど、何かデメリットはないの?」
「実際に使った人の体験談が知りたい!」
など、スタディサプリ入会前に知っておきたいことを”すべて”まとめておきます。
ちなみに、現在も教育活動のために、僕も実際にスタディサプリを利用していますので、京大医学部による生の視点から感想をお届け出来るかと思います。
スタディサプリの概要
スタディサプリとはリクルート会社が運営する「動画で授業を受けられるサービス」です。ネット環境さえあれば全国どこでも同じ授業を受けられるという点で、画期的なサービスと言えるでしょう。
スタディサプリ高校・大学受験講座は主に以下の2つのコースが選択できます。どちらのコースを選択しても、入会金は一切発生しません。
小学4年生~高校3年生までのすべての授業を受けることが出来ます。多くの高校・進学校が選択しているのはこちらのコースになります。
②合格特訓コース・・・月額9800円(税抜)
ベーシックコースの機能に加え、
・専属コーチがつく。
・勉強や受験に関する質問に対応してもらえる。
・合格までの学習スケジュールの作成をしてくれる。
・学習の進捗管理をしてくれる。
といったサービスが提供されています。
また、この他にも高校生・大学受験生限定の「特別講習」というコースもあり、下記の追加料金にて受講することができます。
このコースでは、
・生放送の授業を受けることができる。
・授業中に講師に直接質問することができる。
・最新の入試状況を反映した特別講習でしか受けられない授業が用意されている。
など、個々人に応じてさらにもう一歩踏み込んだ授業が提供されています。
スタディサプリ高校・大学受験講座を利用するのであれば以上の3つを選択することになります。「特別講座」については比較的高価なものになりますので、まずは「ベーシックコース」「合格特訓コース」のいずれかを選択し、良いなと思ったら追加で受講した方がいいかもしれませんね。
スタディサプリのメリット
ぶっちゃけ言いますが、スタディサプリは相当優良な教材ですね。
何故スタディサプリがここまで広く使われているのか、その所以を余すことなくお話ししていきます。
・洗練された授業の質
・「苦手」と「得意」でレベル別の授業を受講可能
・自分のペースで進められる
・大学入試対策講座が用意されている
破格の安さ
合格特訓コース | ベーシックコース | |
月額料金(税抜) | 9,800円 | 1,980円 |
無料体験(14日間) | 〇 | 〇 |
動画講義見放題 | 〇 | 〇 |
専属コーチによる個別指導 | 〇 | × |
月10問の科目質問対応 | 〇 | × |
破格の安さです。
「ベーシックコース」月々1,980¥、年間で約24,000¥。
・小学4年生~高校3年生までの全学年の全科目の全レベルの授業が受け放題。
・授業は全てダウンロード可能で、ネット環境が無くても視聴可能。
・授業資料も全てダウンロード可能。(紙の資料が欲しければ購入することもできるが、自分で印刷してもOK)
それでもって、入会金・追加料金など無し。月々1,980¥。安い。かつ高質の授業。塾や予備校に通った場合、1年間で平均約50万円の費用です。(ちなみに1年で契約すれば19,800¥/年で2ヶ月分お得)
また、
「自分では合格までのビジョンが見えない。」
「勉強のやる気を引き出してほしい。」
という人は「合格特訓コース」を利用するのも一つの手です。
それでも料金は年間でおよそ12万。塾や予備校の5分の1です。
洗練された授業の質
「料金が安いということは、授業の質が低いのかな?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これは大きな勘違い。
スタディサプリの講師陣は大手予備校などの人気講師をスカウトして構成されており、そのレベルは”日本最高峰”と言われています。
例えば、中学受験業界で有名な「繁田和貴さん(元SAPIXの人気講師)」や、文部科学大臣賞を受賞されている教育界の重鎮「尾崎正彦さん」など凄腕の講師が勢ぞろいです。
中でも看板講師である「関正生」先生。大学在学中から予備校の英語講師を務め、全国の予備校で250人の教室を毎回満席にし、生徒たちは関先生の授業を受けるために朝6時から授業の整理券に並ぶというまさに伝説の講師です。
関先生の授業の1例がこちら↓
スタディサプリはこのレベルの授業が見放題。”日本最高峰”と言われる所以が分かるはずです。
そもそも、「映像授業」というのは1度撮影してしまえば同じ映像が全国に流れることになるため、1字1句洗練して台本を作り、情報の過不足やがないよう全て計算して撮影されており、必然的に授業の質は高くなるのです。
講師も人間ですから、塾や予備校の授業では全ての授業を完璧にこなすことは出来ませんし、単なる思いつきで授業をしている講師だっているはず。
「スタディサプリ」では、有名講師の質の高い授業を、破格の安さで受けられる。
だからこそ、日本中の受験生から選ばれるのです。
>>関連記事:【ガチ講評】スタディサプリのレベルは?難関大合格は可能か?
「苦手」と「得意」でレベル別の授業を受講可能
スタディサプリでは単元ごとに
・トップレベル
・ハイレベル
・スタンダードレベル
と、基礎から応用までレベル別の授業が用意されており、そのすべての授業が受け放題です。
従って、生徒一人ひとりのレベルに応じた授業を受けることができ、「苦手分野」と「得意分野」でレベル別の授業を受講することも可能です。
例えば、苦手な単元は「基礎」の授業を受けた後に「応用」の授業を受けることができ、得意な単元は「応用」の授業だけを受けることも可能です。
塾や予備校であれば1つの分野に関しては基礎か応用のどちらか一方しか受けることが出来ないのが一般的ですが、スタディサプリではそれぞれの分野で自分のレベルに合わせて授業を受けることが出来ます。
こうして勉強効率を上げることが出来るのは時間に限りのある受験において非常に重要なメリットです。
自分のペースで進められる
スタディサプリでは、ネット環境さえあれば365日24時間自分のペースで授業を受けることができます。また、スタディサプリの動画は端末にダウンロードが可能ですので、事前にダウンロードしておけば文字通り「いつでもどこでも」授業を受けることが可能となっています。
塾・予備校に “通学” する必要がないので、生活リズムを変える必要がなく、部活が忙しいという人でも気軽に利用することができますよね。授業時間も短い(1本15分以内)ため、ちょっとしたスキマ時間に学習したいという方でも非常に便利に活用することができるでしょう。
また、同じ動画を何度も繰り返し見直すことが出来るというのも一つのメリットです。やはり人間1度聞いただけでは理解が追い付かなかったり、集中力が抜けて話を聞いていなかったなんてこともあるでしょう。映像授業ならそんな心配も必要ありません。逆に、既によく理解している部分は早送りで確認程度に聞き流すこともできますよね。
普段の勉強の中でも、「分からない」が出てきたらすぐにスタディサプリで確認できるという環境は、効率よく勉強を進める上で非常に有用なのです。
大学入試対策講座が用意されている
スタディサプリでは「共通テスト対策講座」と「志望校対策講座」が用意されています。これらは月額1980円の料金に含まれているため、別途料金が発生することはありません。
「共通テスト対策講座」では全科目の共通テスト対策講座が用意されており、「志望校対策講座」では大学ごとの入試傾向を反映した対策講座が用意されています。2021年5月現在に開設されている志望校対策講座は以下の通りです。
- 東京大学
- 京都大学
- 大阪大学
- 名古屋大学
- 北海道大学
- 東北大学
- 九州大学
- 慶應大学
- 早稲田大学
- 一橋大学
- 東京工業大学
- 千葉大学
- 筑波大学
- 神戸大学
- 東京外国語大学
- 広島大学
- お茶の水女子大学
- 難関国公立
- 難関私立
自分の志望する大学の出題傾向に合わせた大学受験の肝です。
志望大学が入っているのなら是非活用しておきたいコンテンツです。
スタディサプリのデメリット
さて、ここまでスタディサプリのメリットについてお話ししてきましたが、もちろんスタディサプリにもデメリットはあります。
ここでは、実際にスタディサプリを利用している人から挙げられている悪い評判を余すことなくお話ししていきましょう。
・問題演習量が確保できない
・質問ができない
受講に強制力がない
スタディサプリは受講に回数や時間の制限がなく、「いつまでに受けなければならない」という縛りがありません。
「自分のペースで進められる」というのはメリットとも取れるかもしれませんが、「自分自身で学習ペースを掴まなければならない」という意味ではデメリットとも言えます。
スタディサプリは通信教育ですので、塾や予備校のように生徒の学習を管理してくれる講師はいません。勉強をサボりがちの生徒の場合、自分なりに学習ペースを掴むルールを決める必要があります。
「勉強のやる気はある」
「ともかく授業コンテンツだけが欲しい」
という方は、間違いなく安価のベーシックコースだけでも価値はありますが、逆に、
「自分でしっかり取り組めない」
という方は、合格特訓コース、あるいは塾や予備校など他の選択肢を考えなければならないかもしれませんね。
とはいえ、実際に出来るかどうかは本人次第です。後述しますが、スタディサプリには14日間の無料体験がありますので、是非とも試してみてはいかがでしょうか。
問題演習量が確保できない
スタディサプリの基本スタイルは、講義を聞く形式であり、全体的にインプットよがりな勉強となってしまいます。
もちろん、これは塾や予備校でも同じことが言えますが、ただ授業を受けるだけで成績が上がっていく訳ではありません。問題を解くためのコツを知ったところで、それを使いこなせなければ問題は解けないことは皆さんも重々承知しているはず。
勉強でより大切なのはインプットよりもアウトプット。すなわち、実際に自分で手を動かして問題を解く時間を確保しなければなりません。
早い話、スタディサプリ以外にも参考書や過去問を買って問題演習を積んでいく必要があるということです。
授業の質は担保されていますので、それを確実に定着させるべく、しっかりと演習量を積んでいきましょう。
質問・添削ができない
スタディサプリで一番のネックになるのはここ。スタディサプリのベーシックコースでは、勉強で分からないことを質問・添削することが出来ません。
確かに、動画なので繰り返しみることで解決するかもしれませんし、そもそも疑問点が出ないように講師陣も授業をしてくれていますが、勉強していれば誰でも疑問に思うことは出てきますよね。
解決策としては、現役生なら学校の先生に頼るというのが最も手っ取り早いでしょう。
問題は浪人生の場合ですが、友人に聞いたり、今ではネット上でもYahoo知恵袋やTwitterなど協力してくれる人はたくさんいますので、こういったツールを活用するのもいいかもしれません。
あるいは、もっと根本的な解決策として「合格特訓コース」を利用するというのも一つの手です。「ベーシックコース」に比べると高価なので敬遠してしまうかもしれませんが、塾や予備校は疎か、一般的なコーチング指導の料金よりも安い値段で利用できるサービスです。
【スタサプ14日間無料体験】←正直、試さない理由がない
スタディサプリは「ベーシックコース」「合格特訓コース」共に、今なら14日間の無料体験ができます。
どんなに説明を受けるよりも、1度実際に授業を受けてみることがスタディサプリの素晴らしさを実感できる良い方法です。
ベーシックコースで提供する授業に加えて、合格特訓コースなら現役難関大コーチや科目サポーターなどによる充実したサポートを受けられます。
コース変更はいつでも可能ですので、まずは、どちらの機能も試せる「合格特訓コース」を14日間無料体験試してみてはいかがでしょう。
14日間以内に退会すれば費用は一切かかりません。
正直、試さない理由無いです。
生徒本人に学ぶ意欲と努力があれば、下手に予備校や塾に通うよりも効果を発揮します。
コメント