こんにちは。クリリンです。
英文法は英語学習の基本中の基本です。難関大学・医学部に合格するためには、英文法をしっかりと習得することは避けて通れません。
今回は英文法の勉強で悩んでいる人に向けて、英文法の勉強法とオススメ参考書2選についてお話していきたいと思います。
大学受験における英文法の重要性
「文法」は語学の土台です。
英文法を学習しなければ、これから先の英語学習は全く持って無意味なものになってしまいます。
難関大学・医学部の入試で出題されるような高度な英文ともなってくると、文章の読解など到底できるようになりません。
もちろん、英単語の勉強をしっかりと進めているのであれば、英文法に多少の欠陥があっても、文章が大体何を言っているのかは分かるかもしれません。
しかし、そんな曖昧な理解で乗り越えられるほど大学受験は甘いものではありません。
大学はその曖昧な部分をこれでもかというほど正確に突いてきます。それは受験生がどこで理解に躓くかを分かっているからです。
従って、大学受験を突破するためには英文法を根幹から学習することが非常に重要となります。
英文法の勉強法
さて本題の英文法の勉強法についてお話していきます。
言語のルールをすべて理解しなければならないのですから、相当の勉強量が必要であることは言うまでもありません。
その中でも、より効率的に勉強する方法をお伝えします。
問題演習によるインプット
英文法は問題演習を基本に学習を進めていきましょう。
後述しますが、英文法の最もポピュラーな参考書は穴埋め4択の問題が約1000題詰まった問題集です。
頻出動詞がとることのできる文型、特徴的な使い方のあるボキャブラリー、英語特有の会話表現・イディオムなど、漏らすことなく覚えていきましょう。
問題集の取り組み方
中学レベルの英文法が分かっていれば、そのまま取り掛かっていけばOKです。
基本的な進め方は、1題ごとに解答を読んで理解していきます。
英文法は体系的に理解しなければならないので、少ししんどいかもしれませんが1週間程度で1冊の問題集を終わらせるのが理想です。
最初の1周目はほとんどの問題が分からないであろうことが予想されますので、1題1題に時間をかけることなくテンポよく進めていきましょう。
当然、問題集を1周解き終えても、英文法を完全に習得できるわけではありません。人間は1度覚えたこともすぐ忘れてしまう生き物ですからね。
最初の1周目で英文法の全体像がつかめれば上出来です。
復習の仕方
英文法の全体像がつかめていれば、テストや模試で分からない英文法があった場合に「自分がどの部分を理解していないのか」が分かるようになります。
全体像の視点はとても大切で、復習の質が爆発的に上がります。
分からない英文法があれば、その場ですぐに問題集の解説で確認するようにしましょう。
また、テストや模試だけではやはり漏れも出てきてしまうので、英文法の問題集は定期的に取り組んでください。
目安としては、高校1年夏、高校2年夏と冬、高校3年夏と冬の計5回が理想です。
この場合も、1週間程度で1周できるととても効果的です。
最終的に問題集の90%の問題を正解できるようになれば、難関大学・医学部の英語に太刀打ちできるようになります。
まとめ
特に難関大学・医学部を志望している受験生は、早く長文の難しい問題を解かなければいけないと思い、焦って英文法の勉強をなおざりにしがちです。
何度も念押ししますが、
英文法を根幹から習得しなければ、その後の英語学習はすべて無意味です。
英文法を完璧に習得するにはそれ相応の勉強量が必要ですので、しっかりと時間を取りつつもテンポよく学習を進めていってください。
オススメ参考書2選
『頻出英文法・語法 問題1000』
後述の『Vintage』には劣りますが、それでも大変網羅性の高い参考書です。難関大学に合格するのに、英文法・語法の問題集はこの1冊があれば十分です。解説がかなり丁寧で、英語に不慣れの方に対しても優しい参考書となっています。
『Vintage』
英文法・語法の問題集で最高の網羅性を誇ります。いわゆる英文法・語法の辞書としても使えるほどです。また、解説動画や音声も収録されており、習得のしやすさも完璧です。
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