こんにちは。クリリンです。
皆さんは勉強量に見合った成果を得られていますか?
勉強時間は相当量確保している。
勉強にもしっかり集中しているつもり。
それなのに成績は上がらない・・。
今回はそんな悩みをお持ちの方に向けて、勉強効率を上げるための超重要な思考法についてお話していきます。
勉強効率を上げるための超重要な思考法
勉強効率が悪いのは何故か。
それは勉強の進め方を間違えているのかもしれません。
ここでは勉強を進める上で踏むべきステップについてお話しします。
全体像の把握から始める
勉強を進めるにあたって、まずはじめにすべきことは
“学習内容の全体像を把握すること”
です。
いきなり細部の勉強から始めてしまうと、その分野をマスターしたとしても、他の項目とのつながりが理解できていないせいで、知識が断片的になってしまいます。
知識が断片的であると、
- 応用問題に対応できない
- 忘れやすい知識になってしまう
といった弊害が出てきてしまいます。
皆さんはジグソーパズルで遊ぶとき、まず端のピースから埋めていきませんか?あるいは、それがセオリーだと教えてもらったという人もいるでしょう。
これは、
- 端のピースは組み立てやすい。
- 最初にフレームを作ることによってその中身の構造を大まかに把握することができる。
という理由があり、効率的にパズルを完成させることができるからです。
これは勉強であっても同じことで、最初に学習内容の全体像を把握することによって細部の知識を効率的・体系的に取り入れることができるようになります。
「何が分からないのか」を理解する
最初に全体像を把握することによって、「今、自分は全体のどの部分を勉強しているのか」が分かるようになります。
さらに言えば、分からない問題に出会ったときに、「何が分からないのか」を明確に理解することができるようになるのです。
ジグソーパズルの例で言えば、「どの形状・色のピースを探しているのかは理解しつつもピースが見つからない」という状況ですね。
こうして、「何が分からないのか」を理解することは「分かる」にするためにも非常に重要なステップであり、勉強効率を上げるためにとても大切なプロセスとなります。
全体像を把握する方法
それでは、全体像を把握するためにはどうすればいいのでしょうか。
ここでは全体像を把握するためのオススメの方法として2つご紹介します。
- 「目次」
- 「7回読み勉強法」
「目次」は全体像を把握する最高の資料
学習内容の全体像を把握するにあたって、「目次」は大変有用な情報となります。
特に、網羅性の高い教科書・参考書の「目次」というのは、“学問の全体像”と言っても過言ではないワケです。
これを利用しない手はありません。
また書籍によっては、学問の概要、効率的な勉強指針、試験対策の方法などが書かれている場合もあるかもしれません。
まずはこれらの資料を読むことで、自分はこれから何を勉強していくのか、目標地点を明確にしておくことができるのです。
復習も「目次」から行う
「目次」は知識を確認するための復習として利用するのも効果的です。
「目次」を見ただけでその内容を思い出すことができれば、知識は体系的になりつつあるという証拠になってくれます。
内容が全然思い出せなかったり、知識が曖昧だと感じる場合には、是非もう一度見直して、全体像を把握しなおしていきましょう。
「7回読み勉強法」の有用性
「7回読み勉強法」とは東大主席弁護士の山口真由さんが提唱している勉強法で、その名の通り教科書やテキストを7回読むことで内容を完全定着させるという非常にシンプルな勉強法です。
7回それぞれの読み方で意識する点は以下の通りです。
- 1回目〜3回目でテキストの全体像を把握する
- 4回目〜5回目でキーワードやその説明を把握することで、理解度を2割程度から8割程度まであげる
- 6回目〜7回目で全体の要約を交えつつ、細部の最終確認をする
ここで重視されていることは、やはり
“まず全体像を把握することから始める”
ということです。
とても理に適った勉強法であると同時に、科学的にも効果があると示されている勉強法でもあります。
勉強効率が悪いと感じている人や、勉強の進め方が分からないという人は是非参考にしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
勉強効率を上げるためには、まず最初に“全体像を把握する”ことが大切です。
最初に全体像を把握することによって細部の知識を効率的・体系的に取り入れることができるようになります。
また「何が分からないのか」を理解することができるようになり、さらに勉強効率を上げることも可能となるのです。
「目次」や「7回読み勉強法」などの手段を通じて、まずは全体像を把握することを先決としましょう。
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