こんにちは。クリリンです。
今の時代、何かと学歴は必要ですよね。
「高校生」という人生で一度きりの時間をどれほど勉強に充てるかというのは、難関大学を受験するにあたっての重大な悩みどころだと思います。
僕自身、地方公立高校から京大医学部に現役合格しましたが、その高校生活では
- 高校1年夏から受験を意識した勉強を始める
- 部活に取り組みながら隙間時間・空き時間はすべて勉強
- 高校2年冬以降は1日平均12時間勉強
というあまりにも過酷な高校生活を送ってきました。
でも、それは悪いことばかりではなく、良いことだってあります。
今回は、難関大学受験を通して、得したこと・損したことをお話ししていきます。
得したこと
学歴を手に入れることができるというのはもちろんですが、今回はあくまでも「難関大学受験に向けて勉強すること」自体で得したことに焦点を当ててお話ししていきます。
- 論理的思考力が身につく
- 勉強の楽しさに気付く
- 努力の仕方を知る
- 応援される
論理的思考力が身につく
勉強はすればするほど「論理的思考力」が身につきます。
この「論理的思考力」というのは、大学生・社会人になってからも大変有用な能力です。
特に、社会人になってから取り組む「課題」というのは“正解がない”とよく言われますが、論理的思考力によってある程度整合性のある「答え」を出すことができるというのも事実です。
人生を“上手く生きる”ためにも「論理的思考力」は身につけておいて良かったと感じることは多々あります。
勉強の楽しさに気付く
“勉強はつらいもの”
きっと多くの人がそう思っているでしょう。僕も最初はそうでした。
でも、いざ勉強に真剣に取り組むようになると、だんだんと勉強の楽しさに気付くようになります。
そして更に深く勉強を進めるようになり、更に勉強の楽しさを実感していくようになるのです。
“勉強の本質は快楽である”
この言葉を理解できるようになって以来、人生がより豊かに感じられるようになりました。
努力の仕方を知る
僕自身、大学受験にあたって相当量の勉強をしてきました。
その努力というのは決して楽なものではなく、継続するためにも様々な模索をしてきました。
環境づくり・思考法・習慣づけなど、自分なりの努力の仕方を見つけられたことは、大学入試以後の生活にも大きく寄与してくれています。
応援される
地方公立高校から受験したからこそのことかもしれませんが、最難関大学を受験するとなれば、周りの人たちから応援してもらえるようになります。
確かに、学生時代からの知り合いが将来活躍するということは何かと誇らしいことなのかもしれませんね。
もちろん、学歴があるからと言って将来活躍できることが保証されるわけでもありませんが、どうやら応援してもらえる傾向にあるというのも事実のようです。
損したこと
高校生活の大半を勉強に費やすということは、やはり自由時間を奪われるということが一番の弊害だと思います。
こうして自由時間が無くなるとどのようなことが起こるのかお話ししていきます。
- 高校時代の思い出が少なくなる
- 流行についていけない
- 努力量に比例するプレッシャー
高校時代の思い出が少なくなる
僕自身、部活・学校行事には取り組んできたものの、それ以上の思い出があったかと聞かれたら思い浮かぶものはありません。
部活・学校行事に取り組めているならいいだろうという考え方もあるかもしれませんが、それで満足な思い出ができたかと言えばウソにはなります。
カラオケ・ボーリングなどの娯楽に高校生として関わることはほぼほぼありませんでした。
(ただその分、数少ない思い出一つひとつが濃いものになったというのも事実ですね。)
流行についていけない
テレビ番組・ドラマやゲームなど、最近ではSNSもあるかもしれません。
こういうものに触れる時間は無くなるので、その時々の流行についていけなくなります。
結果、流行そのものを楽しむことが出来ないのはもちろんのこと、友人との話題についていけなくなり、一部の人からは相手にしてもらえる機会も減りました。
努力量に比例するプレッシャー
高校時代の自由時間を犠牲にして、勉強にすべてをつぎ込めば、
「自由時間を犠牲にしておきながら、結果が出なかったらどうしよう…。」
という不安を抱えるようになります。
その不安から、絶対に結果を出すべくして更に勉強につぎ込めば、更に大きなプレッシャーとなってかえってきます。
それ以降もこの無限ループの繰り返しで、メンタル的なしんどさは計り知れませんでした。
まとめ
難関大学受験というのは、「得すること」としてどうしても“学歴”に目がいきがちですが、「勉強につぎ込む」という過程自体にも「得すること」はたくさんあります。
どれも社会に出てから役に立つものばかりです。
その反面、自由時間を奪われるということは、一生に一度の「高校時代」を棒に振ってしまうことも考えられます。
自分の将来・能力・希望などを加味して、上手い時間の使い方ができるよう心掛けていってください。
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