こんにちは Leeです
今回の記事は大学受験を控える中高生に向けた記事です。
また親御さんもこの記事を見て、部活がどういったものなのか理解していただけると嬉しいです( ̄▽ ̄)
それではさっそくですが、本題に入ります。
受験生の最大の悩みの一つであろう、受験と部活の両立について話そうと思います。
僕も中高では運動部に所属していました。(バスケ部です)
中学では週6、7で部活の練習があり、なかなかハードでした。
部活は高1まで続けて、それ以降はかなり緩く参加していました( ̄▽ ̄)
その調子で、今年京大医学部に現役合格したので、僕の部活に対する考え方やどうしたら両立できるかについて書いていこうと思います。
部活って本当に楽しいですよね(^_^)
でも受験があるからやめようと思ったりもする、、、
ただ周りは誰もやめてないし、やめずらい、、、
そんな悩みを持っているんだったら、最後まで読みましょう!!
受験と部活の両立は可能だと多くの記事が書く理由
受験と部活の両立について気になっている受験生が多いからか、受験と部活の両立と調べてみると、山のように関連の記事が出てきますが、どの記事も結論では両立は可能と書いています。
実際、この記事を読んでいる受験生の多くが
部活っていつまで続けていいの?
部活と受験の両立ってできるの?
部活って受験に悪影響なの?
という疑問を持っているでしょう。
でも、結局は受験生の多くが部活を極力続けたいというのが本音だと思います。
そういった受験生の本音につけ込んで、多くの記事では受験と部活は両立可能だと書いています。
(両立なんかできるわけがないなんて記事を書けば誰も読まないでしょうし( i _ i ))
受験と部活の両立が絶対に不可能な理由
僕は受験生の皆さんに正しく、有益な情報を伝えたいので、はっきりと事実を言います。
受験と部活の両立は絶対に不可能です。
他の記事ではこぞって両立は可能だと書いていますし、事細かに、両立するための方法まで書いています。
授業でしっかりと理解してしまう
朝に勉強して夜には負担の少ない暗記系をする
スキマ時間を活用して勉強する
早めに定期テストの勉強をする
こういった習慣をつければ両立は可能です!と自信満々で書かれています。
アホなんですか?
ほぼ毎日部活をしながら、それを続けることがどれだけ難しいことかわからないんですか?
そもそもそれを続けられても、それは決して両立なんかではありません。
そんな習慣は受験において、圧倒的な遅れを取らないためのただの応急処置にすぎません。
これは冷静に考えてみれば当然のことです。
難関大学や医学部を目指す受験生の多くは高校、あるいは中学から塾に通って受験勉強をしています。
(そういった人の中で、運動部で毎日練習に勤しんでいる人は極々少数です)
その上、さっき書いたことなど、その人たちは当然のようにやっています。
そう考えれば受験と部活の両立がどれだけ無謀なことなのかわかったと思います。
じゃあ難関大学や医学部を受験したかったら、部活はやるべきじゃないのでしょうか?
そんなことはありません。
むしろ運動部に入ることは強くおすすめします。
その理由を説明します。
合格したければ運動部に入るべきなのはなぜか
部活を辞める最適期
冒頭では受験と部活の両立は不可能だと言いましたが、部活には絶対に入るべきです。(特に運動部に)
さっきまで、両立なんか無理に決まってると言っていたやつが何を言っているんだと思うかもしれませんが、僕が言いたいのは、部活を高2、3まで続ける場合は、両立ができないということです。
この理由はさっき言った通りです。
じゃあ部活はいつまで続けていいの?と思うでしょう。
僕の個人的な意見では高校1年生まで、あるいは最も長くても高校2年生の春休みまでです。
なぜなら、この時期から受験勉強を本格的に始める受験生が多いですし、予備校の多くもこの時期から本格的に宿題が多くなったり、授業が増えたりするからです。
そういった、周りの受験生が真剣に勉強し始める時期に、のうのうと部活を続けていれば、致命的な遅れを取ることになるのは誰でもわかると思います。
ですので、難関大学や医学部に合格したいのであれば、遅くとも、高校2年生の春までには部活から勉強に重点を置き換えたほうがいいです。
部活は受験に良い影響を与える
僕が運動部を薦める理由についてですが、ざっとまとめると
- 体力がつく
- 成長期に運動を習慣的にできる
- 友達ができやすい
- ひとえに楽しい
こんな感じです。
どれも皆さんのイメージ通りだと思います。
ただその中でも、説明したいのは上の3つです。
また、こういったデータもあるようです( ̄▽ ̄)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000040684.html
受験において体力は最も必要な要素の一つである
受験期と言えば、家や塾に引きこもって、机に張り付いて勉強するのをイメージすると思います。
だから、受験に体力は大して必要ないと思うかもしれませんが、大きな間違いです。
受験ほどストレスフルなものはありません。
つまらないことこの上ない勉強を毎日長時間続ける苦痛はもう2度と味わいたくありません。
ほとんどの人は勉強が嫌いでしょうし、勉強していると、自分では気づかないうちにストレスが蓄積されます。
もちろん頭を毎日、長時間使うことにもなりますしね( i _ i )
ですので受験勉強は相当な体力がないと乗り越えられません。
そういった意味で、運動部でしっかりと体力をつけていれば、後々の受験で大いに役立ちます。
男子受験生へ 高身長になりたければ運動部に!
身長を伸ばしたい!という人に向けた話になりますが、中高は成長期で面白いくらい身長が伸びます。
逆に言えば、この時期を逃すと身長は伸びません。
ですので身長を伸ばしたいのなら、この時期に部活で毎日運動することを強くおすすめします。
実際、僕は小学6年生では145㎝でしたが、今は大体178㎝くらいあります。
(遺伝だと言う人へ、父は171㎝、母は160㎝です)
バスケ部にいたことが身長が伸びた大きな要因だと思います。
まとめると、男子諸君、身長はあったほうがいいぞ( ̄∀ ̄)
ですので、ぜひぜひ運動部に入りましょう!
受験は友達ゲー!?
部活の最大のメリットの一つとして、友達ができることが挙げられます。
それも相当長い時間一緒にいることになりますので、本当に仲良くなれます。
加えて、受験に関する情報はこういった記事からも得られますが、友達から得ることの方が多いと思います。
ですので中高での友達は本当に大切です。
(僕も塾選びや、塾に入るタイミングは友達から聞きました。)
部活を続けながら鉄緑会に通っていた時
身体を潰さないためにしていたこと
ここからは僕の体験談書こうと思います。
まず鉄緑会を皆さんはご存知でしょうか?
知らない方へ向けて、簡単に説明すると、日本で一番、合格実績、授業の質、宿題の量がエグい塾です。
そんな塾に通いながら、部活も高校1年生まで続けていた訳なんですが、結論から言うと、両立はもちろんできませんでした。
それでも部活は辞めたくなかったので、塾の方を調整しました。
塾をたまに休んだり、宿題をサボったりして、なんとか凌いでいました。
「何よりも勉強が最優先!」という考え方をしていなかったのも大きいと思います。
限られた時間で学力を上げる方法
時間がないけど勉強もできるようになりたいし、勉強しないんだったら塾の費用がもったいないし、、、
そんな限られた時間しかなかった僕がどのように勉強時間を捻出していたかと言うと、
学校の授業は何も聞かず、塾の宿題をやっていました
課題も何も提出しませんでした。
そうでもしないと塾の宿題は終わりませんでしたし、そうしても宿題が終わらないことなんてザラにありました。
なので、塾の宿題をやる上でも工夫していたことがありました。
それはどんな問題にしろ、解きっぱなしにしないそれだけです。
なぜなら解きっぱなしほど無駄なことはないからです。
他の人と比べて解ける問題が少なくなるのは仕方ないので、せめて解いた問題は丸つけや復習をしっかりこなしていました。
これは一見すると当然のことのように見えますが、実際にはこれがしっかりできている受験生は少ないです。
ですので、これをしているだけでもなんとか学力を上げることはできていました。
部活を辞めた時期
そうは言っても高校に入ってから、かなりキツくなってきました。
なにせ高校に入ってから塾が一層ギアを入れてきましたし、課題も増えたからです。
それでもなんとか耐えていたんですが、高校2年生で限界を迎えました。
塾が週5になり、完全に受験モードに入りました。
僕は運よく、学校の部活もその時期にみんな引退していたので、スムーズに受験勉強に入ることができました。
(もし周りが部活を続けていれば、辞めれていた自信はありません、、、)
部活を辞めるかどうか迷っているあなたへ
自分で決断する大切さ
先ほども言ったのですが、僕が部活を辞められた理由は周りの友達も同時期に部活を辞めたからです。
ですので、この記事を読んで、高校1年生いっぱいで部活を辞めないと、と思っても、周りの友達が部活を辞めない限りは、なかなか辞めれない人も多いと思います。
人とは違うことを選択して、行動に移すことは本当に難しいことです。
それでも、部活を辞めて受験に専念するのか、あるいは部活を続けるのかを自分でハッキリと決めてください。
なぜなら、親や周りの雰囲気で決めてしまうのではなく、自分で決めることによって、後々後悔が生まれにくい上、覚悟を決めることができるからです。
また、自分で決断すれば、仮にそれが間違った選択だったとしても、それは貴重な失敗という経験になります。
受験と部活どちらを選ぶのが正解か
そもそもですが、受験を選ぶのか、部活を選ぶのかという選択に正解なんてものはありません。
社会に出てからの豊かさを求めて受験を選ぶもよし、華の高校時代に青春を楽しむために部活を選ぶもよし。
どちらを選ぶかは、人それぞれの考え方、価値観によって変わってきます。
ですので、大切なのは、どちらを選んだのかではなく、自分のやりたいことに時間を注げるよう、自分で行動したかどうか、なんです。
あとは、これからの人生のことを考えたら、今を犠牲にしてでも受験勉強に励みたい、あるいは、人生で一度しか訪れない青春を全力で楽しみたい、といった自分の気持ちを正直に、言葉にして伝えましょう。
そうすれば、あなたの親や友人は理解してくれますし、応援してくれるはずです。
京大医学部生の僕の今
最後に今の僕の話を参考程度にして終わろうと思います。
僕の自己紹介の記事を見てくれた方は知っていると思いますが、僕は今軟式テニス部に入っています。
テニスはめちゃくちゃ楽しいですし、何よりも先輩方が最高に優しくて、いい人たちです。
それでも、もうそろそろ辞めようと思っています。
それは大学に入るまでにずっと持っていた夢を叶えるためです。
僕は旅行が大好きで、国内外問わず、頻繁に旅行することが夢です。
そのためにはお金と時間が必要です。
だから部活を辞めざるを得ません。
もちろん怖い気持ちはあります。
今でも十分に楽しいし、その居場所を自分から捨てて、新しいことに挑戦することは信じられないくらい怖いです。
でも現状に甘えて、将来、時間があるうちに夢を叶えなかったことを後悔することはもっと怖いです。
だから僕は自分のやりたいことをやるために、部活を辞めるという決断をしました。
ですので、受験生の皆さんも自分で決断し、自分のやりたいことに全力で取り組めることを願っています( ̄▽ ̄)
以上で今回の記事は終わろうと思います。
今回も最後まで見ていただきありがとうございました。
それでは( ̄∀ ̄)
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今回は、受験生の悩みの種であろう、受験と部活の両立に関する記事でしたが、他のおすすめの記事として、この記事をおすすめします!僕の受験に対する考え方やメンタルの保ち方について書いた記事ですので、興味があればぜひ読んでみてください!
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