こんにちは Leeです
徐々にブログを書くことにも慣れてきました( ̄∀ ̄)
今までは割と受験生向けの記事を書いていたのですが、今回は親御さんに向けた記事を書こうと思います。
さっそくですが、巷では
『中学受験は親の受験』
とよく言われていますが、そう言われていることはご存知ですか?
これは実際にそうだと思います。
なので、子どもの受験の合否は親がどれだけ情報を集められたかにかかっていると言えます。
ですので、中学受験で成功して子どもにいい学歴を!と思うのであれば、この記事を最後まで読むことを強くおすすめします。
それでは本題に入っていきます。
(今回は中学受験をメインテーマとして話していきますが、ここでは中高一貫の学校について書いています)
この記事を読んでいる方の多くが、自分の子どもに中学受験させようか迷っている親御さんだと思います。
中学受験ってお金がかかるんじゃないか、、、
中学受験しても周りの子とうまくやっていけるのかどうか、、、
中学受験ってどれくらいの人がやるの、、、
中学受験っていつから勉強すればいいの、、、
塾はどこがいいの、、、(浜学園、日能研、希、SAPIX等)
中でも結局は、、、
中学受験ってするべきなの??
こういった疑問を持っている親御さんは多いと思いますが、この記事ではこういった疑問に
すべてお答えしています。
また、結論から言いますが、
中学受験は可能ならしましょう
(経済的に可能であるのなら)
加えて、もしも難関大学とされる、いい大学に行きたいのであれば、
中学受験は絶対にするべきです。
実際、名門大学に通う大学生の大半が中学受験をしていますし、やはり中学受験をしていることは大学受験において大きなアドバンテージになります。
僕は今年の春に京大医学部に現役合格しましたが、もし中学受験をしていなければ、京医には絶対に合格できていなかったと断言できます。
また、先に言っておきますが
中学受験での塾選びはみなさんが想像しているよりも遥かに難しく、大切です。
なぜなら、今や塾は山のようにありますし、その塾が子どもの性格に合っているかどうか、その塾のレベルが高いかどうか、などを見誤ってしまうと、せっかく時間をかけて勉強した子どもの努力が無駄になりますし、その上学費を搾り取られてしまいます。
ですので塾選びの項目は絶対に見てください!!
ここからは中学受験のメリットとデメリットについて書きながら、上に書いた6つの疑問を解決していこうと思います。
最後には僕が中学受験をして得られたもの、中学受験をして良かったなと思う理由を書いています。
ちなみに僕は親のおかげで中学受験をすることができました( ̄∀ ̄)
緊張しすぎて、いろんな経験ができました。
ブルブル震えたり、頭の中が真っ白になって意識が飛んだり、、、
今思えばアホっぽいですが、あの体験は一生の宝です(^ν^)
まずは中学受験をすることのメリットから説明していきます。
- 中学、高校での進度が比べものにならないくらい速い(私立中学に通う生徒は7%)
- 大学受験に直結した勉強を中学からできる
- 勉強しやすい環境が保証される
- 一生の友人ができやすい
- いい経験が早い時期に得られる(勉強し始めるのは小学4年生から)
- 塾選びを経験できる
メリットはざっとこのくらいだと思います。一つずつ説明していきます。
中学受験することのメリット
1 授業の進度が速い (私立中学校に通う生徒は7%)
公立中学と私立中学の大きな違い
これは当然ですが、名門中学は普通の中学とは比べ物にならないくらい授業の進度が速いです。
何よりもそれを可能にしているのは、質の高い授業を提供できる教師がいること、そしてその質の高い授業についていける優秀な生徒がいることです。
これが名門中学と普通の中学の最大の違いだと思います。
(もちろん普通の中学には名門中学にはない良さがあります。ただ勉強に関して言えば名門中学には及ばないと思います)
これは僕の自己紹介の記事でも言ったことなのですが、賢くなりたければ、他の生徒が勉強していない時期に基礎を固めてしまうことが鍵です。
なので中学1、2年に先取りの勉強をすることは、周りの生徒と大きな差をつけることに繋がります。
もし高校から本格的に勉強し始めれば、中学受験をした人と比べると2、3年の遅れを取ることになります。
いくら才能があっても、2、3年の遅れを挽回することは厳しいです、、、
逆に言えば、才能がなくとも、勉強し始める時期が早ければ、周りと差をつけることは十分に可能なんです。
こういった理由から、授業の進度が速い学校に通うことは、後々の大学受験において大きなアドバンテージになるんです。
私立中学に通う生徒の割合
文部科学省によると、私立中学に通う生徒数は増加の傾向にあるようですが、依然として割合は低く、2021年で私立中学に通う生徒は中学生全体の約7.6%です。
この数字を見ても分かる通り、中学受験をする生徒は10人に1人もいないくらいなので、中学受験をすれば、勉強に関しては圧倒的上位に食い込むことができるんです。
(余談ですが東京、京都、大阪では特に私立中学に通う生徒の割合が高いです)
(参考にしたサイトhttps://www.jili.or.jp/lifeplan/lifeevent/789.html)
2 大学受験に直結した勉強
これは先ほどの進度が速いことと少し似た内容になりますが、若干違うので説明します。
中高一貫の進学校では、大学受験に照準を当てて授業が進められます。
大学受験に照準を当てるのは当然じゃないかと思う人も多いかもしれませんが、普通の中学ではそうではありません。
なぜなら高校受験が控えているからです。
高校受験の内容が大学受験とは全く関係ないと言うつもりはありませんが、扱う内容が少しずれているのは事実です。
なので中学受験をしなければ、大学受験では扱わないような内容まで、しっかり勉強しないといけないんです。
加えて、高校受験では内申点というものが存在します。
(個人的には内申点ほど馬鹿げたものはないと思っています、、、)
おまけにこの内申点が占める割合はかなり大きく、無視することはできません。
ですので、この内申点を取るためにもかなりの時間を割くことになってしまいます( i _ i )
(時間と労力がもったいなすぎる、、、)
そう考えれば、中高一貫校に通う生徒がどれだけ効率よく勉強できるかがわかると思います。
3 環境
受験という側面から考えると、個人的にはこの環境が一番大きなメリットだと思います。
なぜそう思うかと説明すると、
いい環境がモチベーションを生むからです
極論を言えば、自分で参考書を買って、計画を立てて勉強できのであれば、中学受験なんかしなくても十分です。
でもそれができれば誰も苦労しません。
周りに、勉強している人が少なかったり、いないような環境で、全て自分で考えて勉強し続けるなんて、ほぼ不可能です。
(よっぽどの精神力がないと無理でしょう、、、)
だからこそ、周りに勉強している人が多いことで焦ったり、賢い生徒が多いことでその人たちに追いつこうと踏ん張ったりさせてくれるような環境が必要なんです。
何より、いざ勉強しようと思った時にノウハウを教えてくれる教師も必要です。
そういった勉強に適した環境が中高一貫の進学校には揃っています。
ですので、その恵まれた環境に身を置けることは中学受験をすることの最大のメリットだと思います。
4 友人
今までの内容とはガラッと変わってしまいますが、これも大切な要素です。
一般的に、中高時代は人格形成の時期とよく言われます。
ひとたびその人格が形成されれば、それを変えることはなかなか難しいです。
ですので、中高生は長い人生の中でも最も大事な時期の一つだと言えると思います。
そんな大切な時期だからこそ、中高で出会う友人は一生の友人になることが多いそうです。
(これは親御さんの皆さんの方が詳しいと思います( ̄▽ ̄))
それだったら普通の中学でも一緒のことじゃないかと思うかもしれませんが、中高一貫校との大きな違いは時間の長さです。
中高一貫校ではみんなと6年間も一緒に過ごすので、いろんな人と本当に仲良くなれます。
実際、大学に入ってからも僕は高校の友達とよく遊びます。
個人的に言えば、中学受験をしてよかったなぁと一番思うのは、一生の友人ができたことに対してですし(^ ^)
5 早い時期にいい経験が得られる(勉強し始めるのは小学4年生から)
中学受験は失敗しても大きな意味がある
これまでの1から4では主に中学受験に成功した場合のメリットについて書きました。
なので中学受験に失敗してしまえば、中学受験をした意味がなくなると思うかもしれませんが、
全くそんなことはありません
なぜなら失敗しても、失敗したという貴重な経験、そして努力する習慣が得られるからです。
もちろん成功するに越したことはないと思います。
ただ失敗したことがあるという経験は成功体験と同じくらい、あるいはそれ以上に大切だと思います。
受験勉強をしていれば、必ずどこかで大きな失敗を経験し、壁にぶつかります。
(僕の場合は数学でのミスが減らなかったり、理科が全く伸びなかったり、勉強に対するモチベーションがもたなかったり、塾のクラスが下がり続けたり、、、)
そんな時、初めて失敗したのであれば、どう対処したら良いのかに悩まされるし、失敗に慣れていない分、ショックも大きいと思います。
まして、その失敗が高校受験で起きてしまえば、立ち直るのに時間がかかるうえ、大学受験に引きずるほどのトラウマになってもおかしくありません。
もちろん、中学受験でも失敗すれば大きなショックを受けるでしょう。
でも大学受験までに6年残されていますし、トラウマを克服するのには十分な時間があると思います。
次に僕は中学受験をする最大のメリットの一つだと思っていることがあるんですが、それは勉強するという習慣ができることです。
大学受験に向けて勉強しようと思い立っても、やっぱり勉強したことがないと勉強を続けることは難しいんです、、、
逆に、勉強する習慣がある人は、いざ本腰を入れて勉強しようと思えば、継続して勉強できる人が多いです。
ですので小さい頃に勉強する習慣を作っておくことは、後々の受験において大きな財産になるんです。
中学受験の開始時期
これは中学受験を自分の子どもにさせようか迷っている親御さんが、よく気にすることだと思いますが、一般的には小学4年生から始めればいいと思います。
中には幼稚園から始める家庭もあるそうですが、早ければ早いほどいいというものでもありません。
準備するのが早すぎると、子どもが中学受験前に限界を迎えてしまう可能性があるので、早すぎるのはおすすめできません。
ですので、近所の緩めの学習塾等に小学校3年生頃から通い始めて、小学校4年生から大手塾に通い、本格的に受験勉強を始めるのがベストだと思います。
実際に僕は小学校4年生から日能研に通っていましたが、周りの生徒の多くもその時期に入塾していました。
6 受験を左右する塾選びを経験できる (大手塾比較、教材や費用)
塾選びも親御さんがよく気にすることの一つだと思いますが(今や学習塾の数は数えきれないほど、、、)
受験の合否は塾選びで決まってしまう
と言っても過言ではありません。
ですので塾選びで失敗してしまえば
本来合格できるはずだった学校に落ちてしまう、、、
高い学費だけを払い続けたが、ほとんど意味がなかった、、、
といったことがザラに起きます。
これは中学受験に限らず、大学受験でも同じことが言えます。
だからこそ、塾に関する情報収集、いい塾かどうかを見極める、といったことを大学受験より前に経験しておくことは大切なんです。
ここでは中学受験の塾について知りたい方が多いと思いますので、僕のイメージや実際にその塾に通っていた人から聞いた話をもとに、大手塾を中心に紹介します。
また、合学実績がいい塾に行けばいいんじゃないかと思うかもしれませんが
そんなことはありません
なぜそう言えるのかも説明していこうと思います。
ですので最後まで見ることを強くおすすめします。
まずは簡単に表にまとめるとこんな感じになります。
SAPIX | 日能研 | 浜学園 | 四谷大塚 | 希 | 馬渕 | |
---|---|---|---|---|---|---|
地域 | 全国(関東) | 全国(関西) | 関西 | 関東 | 関西 | 関西 |
費用 | 高い | 安い | 普通 | 高い | 高い | 普通 |
レベル | 高い | 低い | 高い | 全体 | 高い | 高い |
宿題の量 | 多い | 少ない | 普通 | 普通 | 多い | かなり多い |
合格実績 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ | ⭐️⭐️ | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ | ⭐️⭐️ | ⭐️⭐️⭐️ | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
おすすめ度 | ⭐️⭐️⭐️⭐️ | ⭐️⭐️ | ⭐️ | ⭐️⭐️ | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ | ⭐️⭐️⭐️ |
2022年版 関西圏の最難関校の合格実績
浜学園 | 日能研 | 希 | 馬渕 | |
---|---|---|---|---|
灘 | 96 | 43 | 48 | 70 |
甲陽 | 97 | 34 | 36 | 37 |
六甲 | 122 | 66 | 33 | 64 |
神戸女学院 | 44 | 36 | 34 | 13 |
須磨学園 | 140 | 101 | 27 | 32 |
白陵 | 73 | 96 | 8 | ー |
洛南 | 147 | 39 | 44 | 38 |
洛星 | 89 | 31 | 18 | 104 |
東大寺 | 150 | 39 | 70 | 117 |
大阪星光 | 113 | 28 | 29 | 52 |
四天王寺 | 110 | 65 | 48 | 83 |
西大和 | 234 | 113 | 94 | 186 |
2022年版 関東圏の最難関校の合格実績
SAPIX | 四谷大塚 | 日能研 | |
---|---|---|---|
開成 | 282 | 108 | 43 |
麻布 | 192 | 72 | 69 |
駒場東邦 | 199 | 29 | 54 |
筑波大附属駒場 | 104 | 28 | 3 |
海城 | 248 | 151 | 65 |
桜蔭 | 187 | 67 | 26 |
女子学院 | 128 | 63 | 44 |
渋谷教育学院渋谷 | 265 | 95 | 56 |
各塾の月謝(テキスト代、講習費、模試費等は除く)
SAPIX | 日能研 | 浜学園 | 四谷大塚 | 希 | 馬渕 | |
---|---|---|---|---|---|---|
入塾費 | 3.3 | 2.2 | 2.3 | 2.2 | 2.2 | 2.2 |
4年生 | 4.2 | 2.1 | 4.7 | 3.6 | 4.2 | 3.2 |
5年生 | 5.3 | 2.6 | 5.2 | 4.5 | 6.0 | 4.2 |
6年生 | 6.0 | 3.2 | 5.4 | 5.8(8月まで) 8.0(8月から) | 7.4 | 5.3 |
ここら各大手塾ひとつずつ説明していきます。
SAPIX
生徒のレベル
関東では合格実績が最も良い塾です。
関西圏でも灘、甲陽、神戸女学院といった難関校に強いです。
ですので、生徒のレベルは相当高いです。
最難関校を目指したいのであれば、この塾をおすすめします。
(実際に中高の僕の友達でもSAPIXに通っていた人は賢い人が多かったです)
教材
プリント教材がかなり多いようです。
(外部に流れるのを阻止するためでしょうか?)
一応外部生に向けて、テキスト販売を行なっているようですが、内部生は違う教材を使っています。
内部生向けのテキストにはデイリーチェックという教材があり、復習がしやすいようです。
日能研
生徒のレベル
言わずもがな、日本で最大手の学習塾です。
実際に僕も通っていました。
レベルとしては最上位層の生徒からそうでもない生徒まで幅広いです。
ですので、入塾するハードルは低いと思います。
(灘コースに入るためには一般の入塾テストとは違ったテストの合格が必要です。甲陽コースは4年生の1年間のカリキュラムテストや公開模試の成績で判断され、5年生から別の授業が土曜日に追加されます)
ただ、どうしても最上位の難関校を目指したいのであれば、強くおすすめはしません。
教材
問題が豊富で、解説も詳しいので、自学自習に向いています。
先生方もすごく親身なので、テキスト等の質問はいつでもできます。
浜学園
生徒のレベル
関西では合格実績が頭一つ飛び抜けています。
生徒数が他塾に比べて圧倒的に多いというカラクリはありますが、賢い生徒がそれだけ在籍していることに違いはありません。
生徒のレベルとしては幅広いですが、やはり難関校に強いです。
ただ、あまりおすすめできない理由がひとつあります。
それは、この塾があまりにも有名で生徒数が多いので、塾のカリキュラムが優秀だから賢い生徒が多いのか、有名だからそもそも賢い生徒が集まっているのかが分からないからです。
ですので、合格実績だけを見て判断せず、体験授業などに行ってみて、自分に合っているかどうかを確かめる必要があります。
(これは全塾に言えることですが)
教材
基本的には5年生のテキストで中学受験の全ての範囲を網羅しています。
6年生では5年生のテキストをさらに深掘りした内容になっているようです。
問題数はかなり多く、ボリュームがあるので、基本的には浜学園の教材だけを使えば問題はありません。
四谷大塚
生徒のレベル
関東圏で有名な塾です。
クラスはA,B,Cの三つあります。
(Cが一番レベルが高い)
ただこのクラスの間のレベル差はかなり大きいらしく、勉強ができる生徒から、逆に全くできない生徒まで幅が広いようです。
四谷大塚の方針として、あまり生徒に強制することはないそうなので、ビシバシしてくれないとやる気が出ないといった生徒は向いていません。
逆に、四谷大塚のカリキュラムはレベルが高いので、やる気がある生徒であれば、成績はどんどん伸びるでしょうし、この塾に向いているでしょう。
教材
テキストはオリジナル教材の予習シリーズですが、評判はかなりいいようです。
(このテキストを使って授業を進める塾があるくらいです)
予習シリーズは質がかなり高く、他塾のテキストと比べてもよく整理されていて、学習しやすいです。
ただひとつ欠点があるとしたら、練習問題が少ないことです。
ですので、自分で補強教材等を買って、演習を積む必要があります。
希
生徒のレベル
関西圏では有名な塾です。
少数精鋭で、優秀な生徒が多いです。
生徒数が少ないにも関わらず、最難関校の合格者数は日能研と遜色なく、関西ではトップクラスです。
ですので、カリキュラムが相当いいと言えます。
難関校に行きたいのであれば、通って間違いない塾のひとつでしょう。
教材
教材のレベルは日能研や四谷大塚と同じくらいです。
基礎から応用まで網羅されていて、非常に使いやすいと評判です。
宿題は毎週プリントで出されるようです。
馬渕
生徒のレベル
希と同様に関西圏で有名な塾です。
ただ希と違う点と言えば、馬渕は高校受験のコースもあり、高校受験にも相当強いという点です。
生徒数はかなり多く、難関校に強いです。
かなり厳しいらしく、意識が高い生徒が多いので、勉強ができる限りしたい!という生徒は成績がグングン伸びるでしょう。
ただ、その反面マイペースな生徒は合わないかもしれません。
ですので入塾する際は特に気をつけたほうがいいでしょう。
教材
単元別にテキストが分かれていて、問題数がかなり多いようです。
毎週出される宿題もかなり多いようです。
(ググってみると馬渕の宿題が多すぎて、悲鳴を上げている小学生の親の投稿がいっぱい出てきます、、、)
まとめ
各塾の強みやターゲットにしている生徒層を考慮した上で、自分に一番合う塾を探す必要があります。
また費用についてですが、月謝に加えて教材費、模試代、講習費などが必要になるので、どの塾に通っても小学4年生から3年間で200〜300万円はかかると思ったほうがいいでしょう。
(中学受験する家庭の平均年収については後のデメリットのところで書いています)
決して安い額ではないので、払う以上は有意義な受験にできるように、塾選びは慎重にすることを推奨します。
次はデメリットについて書いていきます。
- かなりの出費になる
- 普通の環境とは違った場所で6年間生活することになる
中学受験することのデメリットはメリットと比べるとかなり少ないですが、この二つが挙げられます。
中学受験することのデメリット
1 中学受験するには年収1000万円以上が必須!?
中学受験する家庭の世帯年収
先ほどのメリットの6番目でも書いた通り、4年生から塾に通うことを想定すれば、中学受験するには3年間で200〜300万円支払う必要があります。
そのうえ、合格すれば中高は私立なので、さらに6年間、毎年50〜150万円払う必要があります。
この額を払えるご家庭はごく少数だと思います。
(いくらメリットが多いと言えど、高すぎると感じてもおかしくない額です)
実際に、中学受験するためには、世帯年収が1000万円以上ないと厳しいとも言われています。
そこで、私立中学に通う家庭の年収の分布を調べてみました。
(文部科学省を参考にしました)
400万円未満 | 4.2% |
400〜599万円 | 9.2% |
600〜799万円 | 16.3% |
800〜999万円 | 18.4% |
1000〜1199万円 | 17.3% |
1200万円以上 | 34.6% |
この表を見れば、私立中学校に通う生徒で、世帯年収が1000万円以下の家庭は約50%もいることがわかります。
ですので、一概に、年収が1000万円以上ないと中学受験はできないという訳ではありません。
(ただ世帯年収が1000万円以上である家庭が50%もいることは事実ですが、、、)
私立中学校と公立中学校の学費比較
これも文部科学省の調査を参考にしています。(平成30年)
この調査では学校教育費・学校給食費・学校外活動費の3項目に分けて、学費が報告されていましたので、それを紹介します。
私立中学校 | 公立中学校 | |
---|---|---|
学校教育費 | 1,071,438円 | 138,961円 |
学校給食費 | 3,731円 | 42,945円 |
学校外活動費 | 331,264円 | 306,491円 |
学習費合計 | 1,406,433円 | 488,379円 |
この表を見ればわかりますが、私立中学と公立中学で一番大きく異なっているのは、学校教育費です。
(これはイメージ通りだと思います)
また、この調査から私立中学に通うためにかかる年間費は平均的に140万円ということがわかります。
ですので、子どもの教育費として月に12万円支払うことができれば私立中学に通うことは十分に可能だと思います。
(相当高いですね、、、)
やはり、学費がかなりかかってしまうという点が中学受験することの最大のデメリットだと思います。
2 中学受験すると変人になってしまう!?
一般的に、勉強が出来すぎる人は変わった人が多いというイメージを持っているかもしれませんが、
全くもってその通りです( ̄▽ ̄)
やはり、普通の人よりも突出した部分がある人はどこか抜けている人が多いです。
(実際、大学に入ってからは周りに圧倒されています( ̄▽ ̄))
確かに、中学受験に成功して、私立に行けば、周りの生徒は必然的に意識が高い人が多かったり、勉強時間が普通の中学生よりも長くなったりと、公立中学校に通う生徒とは違った環境で生活を送ることになります。
これはバランスが多少悪い生活を送ることになるといった見方もできます。
ですので普通の人とは少し変わった人になることもあると思います。
ただ、あまり心配しすぎる必要はありません。
変わっているといっても、中学受験をすれば絶対に度を超えた変人になるという訳ではありませんし、度を超えた変人はそもそも中学受験をしようがしまいが変人です。
そういうわけで、勉強にかなり比重を置いた生活になってしまい、バランスがある程度悪くなるというのがデメリットだと思います。
なぜ中学受験はするべきだと言い切れるのか
これで中学受験することのメリットとデメリットを話し終わりましたが、じゃあ結局中学受験はしたほうがいいの?と思うかもしれませんが、冒頭でも言った通り、僕はするべきだと思います。
それは、デメリットを大きく上回るメリットがあること、そして何よりも僕自身が中学受験ができて本当に良かったと思っているからです。
高卒と大卒の年収比較
僕が中学受験をして得られたものは数えきれないほどたくさんあります。
でも、その中でも最も大きなものと言えば、ズバリ
お金を稼ぐ能力です
残念なことに、今の世の中は学歴で就職のしやすさや年収の大半が決まってしまいます。
ですから自分で起業したり、新しいものを創造する才能がないのであれば、より一層学歴を持つべきだと思います。
実際、厚生労働省の調査によると大学卒と高校卒で平均年収に88万円もの差があるとのことです。
高等学校卒 | 271万円 |
専門学校卒 | 288万円 |
高等専門学校卒・短期大学卒 | 289万円 |
大学卒 | 359万円 |
大学院卒 | 454万円 |
正直に言うと、高卒でも大卒でも能力に大差はないはずです。
それでもこんな差ができるのは、ひとえに社会が学歴を重視しているからです。
子どもに意思がなくても中学受験をさせたほうがいい理由
僕は最近になって、ようやく中学受験をして本当に良かったなと思い始めました。
なぜなら中学受験をしたおかげで、自分の好きなことをする時間をもつことができるからです。
残念なことに、今もなお社会は学歴を重視していて、学歴があれば優遇され、学歴がないだけで冷遇されるのが実情です。
バイトひとつを例にとってみても、学歴があるという、たったそれだけの理由で、家庭教師、採点バイト、塾講師といった高時給のバイトをすることができます。
そのおかげで他の人よりも効率よく稼ぐことができて、その結果自分の自由にできる時間が増えました。
これは将来大人になっても同じことが言えます。
社会に出て働き出しても、好きなことをするためにはお金がいる、でも時間も必要、、、
もちろん時間は誰にも等しく与えられているので、好きなことをやりたいのであれば効率よく稼ぐことが必要です。
だからこそ、学歴は持っておいて損はないんです。
僕は中学受験をして、勉強していたおかげで、他の人よりも圧倒的に選択肢が多いですし、自分の好きなことに使える時間も長いです。
ただ、こんなこと、小学生の時には知るよしもありませんでした。
ただひたすら、我慢してつまらない勉強をしていました。
ですので、今中学受験を自分の子どもにさせようか迷っている親御さんに言いたいことがあります。
大概子どもは勉強をする意味がわかってないし、勉強がつまらなくて大嫌いです。
そんなことは当然です。
それでも、子どもに多少無理をさせてでも勉強する習慣をつけさせるべきです。
そうすれば、成長して自分で考えられるようになった時、自分が親にしてもらったことがどれだけありがたいことだったかにきっと気づきます。
自分の子どもに好きなことをして、楽しい人生を送ってほしいと本当に思うのであれば、中学受験をさせるのは大正解だと思います。
中学受験をするために塾に通った時は、家計はキツキツでした( i _ i )
それでも中学受験をさせてくれた親には感謝してもしきれません(о´∀`о)
今回の記事はだいぶ長くなってしましましたが、これで終わろうと思います。
ひとえに中学受験の良さに気づいて欲しくて、長くなってしまいました( ̄▽ ̄)
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは(^ω^)
その他おすすめの記事
今回は中学受験に関する記事でしたが、他のおすすめの記事として、この記事をおすすめします!僕の受験に対する考え方やメンタルの保ち方について書いた記事ですので、興味があればぜひ読んでみてください!
>>関連記事:日本人ではない僕が京大医学部にいかに楽に入ったか
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