英単語の勉強というのは、恐らく多くの人がつまづく部分だと思います。
ただただ英語の羅列を覚えていく作業というのは、なかなか簡単なことではありませんよね。
そこで、今回ご紹介するのは「ターゲットの友」というアプリです。
英単語帳の王道中の王道『ターゲット1900』と連携されたアプリで、個人的にかなり画期的なモノだと思っています。
今回は、英単語の効率的な勉強法として「ターゲットの友」の使い方についてお話ししていきます。
「ターゲットの友」の概要
「ターゲットの友」は、
・基本的に無料アプリ
・一部有料コンテンツ
という形のアプリです。
無料コンテンツだけでも優良なコンテンツが詰まっており、中堅~難関大学を志望する人には全員にオススメするほど、凄まじく勉強効率を上げることができます。
本アプリには、
・『英単語ターゲット1900』に連携されたもの
・『英熟語ターゲット1000』に連携されたもの
の2つがありますが、今回は英単語の方に連携されたものについて紹介していこうと思います。
英熟語のアプリについても機能・使い方共々ほとんど同じなので、同じように今回の記事を参考にしていただければと思います。
「ターゲットの友」の機能
細かい部分については実際にアプリをインストールしてみていただければと思いますので、ここでは簡単にだけ紹介していきます。
おおまかに出来ることとしては以下の2つです。
リスニング
まず一つ目は「リスニング」です。
実際にターゲットの単語帳に載っている単語を聞き流しすることが出来ます。
どの単語を聞きたいかを細かく設定したり、再生パターンを変えることで色々と自分の希望に合わせてリスニングをすることができます。
問題演習
そして二つ目は「問題演習」です。
実際にターゲットに載っている単語から問題形式で出題してくれます。
問題演習は以下の3つのリーグに分かれています。
・「ルーキーリーグ」
・「メジャーリーグ」
・「プレミアリーグ」
上から下にいくにつれて単語の出題範囲がどんどん広がっていく形になります。
「ルーキーリーグ」で一定の成績を出せば「メジャーリーグ」が解禁されて、
「メジャーリーグ」で一定の成績を出せば「プレミアリーグ」が解禁されていきます。
モードとして、「四択」と「スペシャル」があります。「スペシャル」はタイピング方式の問題演習です。
出題形式としては、1回の問題演習で20問出題されます。
例えば「ルーキーリーグ」の場合、ターゲットは1セクションに100単語載っているので、単純計算で5回やれば全単語出てくることになります。
ただ、そのあたりはAIによって色々と変わってくるので、だいたい7~8回くらいやれば全単語出てくるでしょう。
今回僕が主に紹介したいのはこの問題演習の方で、次章でその使い方を詳しくお話ししていきます。
(リスニングの機能は、自分の好みに合わせて使っていただければと思います)
「ターゲットの友」の使い方

ということで本題の、この問題演習を使った勉強法を解説していきます。
まずは「四択」形式の問題演習から進めていき、勉強を進めて単語がだんだんと頭に入ってきたら「スペシャル」も進めていきましょう。
予習は必要ない
普通「問題演習」と言えば、単語帳で先にだいたい頭に入れてからやったほうがいいと思ったりするかもしれませんが、
全くその必要ありません。
そもそも、英単語学習は論理も何もない、いわゆる”丸暗記”の作業ですので、「予習」など丁寧な取り組みをする必要はありません。
現段階の英単語レベルは特に気にすることなく、「問題演習」に取り組んでいきましょう。
問題には積極的に答えていく
ここから実際に問題解いていくのですが、初学者の場合はほぼ分からない単語ばかりだと思います。
そんな方々のために、四つの選択肢の下に「わからない」というボタンがあります。しかし、これは特に使う必要はありません。
そもそも、この「わからない」ボタンがあるのは、″たまたま正解すること″を防ぐためにあるワケですが、たまたま当たることがあっても構いません。
というのも、ここでは同じセクションの問題を何度も繰り返すため、同じ単語が出てくるなんてことは頻繁にありますからです。
むしろ、〇や×などと表示されるほうが脳が刺激され、より記憶の定着を期待できます。
時間切れさせない
通常の単語学習でもよく言われることですが、やはりここでも
「テンポ良くやる」
ということが大切です。
その指標として、左上にタイマーがあるのですが、このタイマーは基本的に切らしてはいけません。
そもそも単語というのは、その単語の意味が出てくるまでに時間がかかっているようではリーディングやライティング、特にリスニングなどにおける実践では全く意味を成しません。
その絶好の指標としてこのタイマーが役割を担ってくれているので、これを切らさないように進めていきましょう。
復習はいちいちしなくていい
こうして問題を解き終えます。
有料版の場合、ここで
・間違えた問題
・「わからない」ボタンを押した問題
だけを扱った『復習問題』が出来るので、それをやっていただければ効率の良い勉強をすることが出来ます。
しかし、無料版の場合、こういった機能は搭載されておらず、間違えた英単語の日本語訳が載ってない状態でただ羅列されるだけとなります。
丁寧に復習するとすれば、お手元の単語帳で確認するという形になるでしょう。
まぁ無料版なのでそのあたりはしょうがないと思いますが、ここで僕が強調したいポイントが、
手元の単語帳で確認する復習作業はいちいちしなくていいということです。
理由は以下の2つです。
まず一つ目は、単にその作業は時間がかかるということ。
二つ目は、こっちが重要なのですが、「わからない」ボタンを押すことによって後で復習できるという状態を作るということは、あなたの記憶力に甘えを生じさせるということです。
簡単な話、「後で復習できるからいいや」っていう状況を無くすことで、集中力を上げることが出来るのです。
従って、英単語のような単純暗記の作業に限っては、そういった丁寧な復習作業は必要ありません。
満点を取れるまで同じセクションに取り組む
復習作業をしないとなれば、ともかく最初は同じセクションを繰り返し何度も取り組みます。
だいたい5周取り組みはじめたくらいから段々分かる単語が出てくるようになってきます。
そして20~30周くらい取り組めば、単純計算で1単語あたり5周ほど学習していることになるので、恐らくそのセクションは満点を取れるようになっているはずです。
満点がとれたら、そのセクションはOKだと思ってもらって構いません。
たまに、英単語100コ中20個のテストで満点取ってるだけだから残りの部分が不安だという人がいますが、そのあたりはリーグを進めていけば、AIさんが解決してくれる部分なので、全く気にしなくて大丈夫です。
以降、3つのリーグを同様に進めていきます。
プレミアリーグで満点が取れたら、『ターゲット1900』の単語はほぼすべてあなたの頭の中に入っているはずです。
まとめ

英単語の勉強は、単調でなかなか捗らないと悩む人は多いでしょう。
人間の脳の構造からしても、ただ漫然と単語帳を使ってインプットするよりも、問題演習の形式でひたすらアウトプットを積み重ねたほうが記憶の定着率は格段に上がります。
それを可能にしてくれるのが「ターゲットの友」というAIの力です。
最新の技術を上手く活用して、より効率的な英単語学習をしていただければと思います。
特に予習などもする必要はありませんので、是非お気軽に始めてみてはいかがでしょうか。
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【英単語:ターゲットの友】
【英熟語:ターゲットの友】
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