こんにちは。クリリンです。
受験生にとって、1日の勉強スケジュールを立てておくことは、効率的に勉強を進めたり、勉強を習慣化する上で非常に有用です。
今回は僕が受験生だったころの1日の勉強スケジュールの立て方についてお話しします。
受験生の1日の勉強スケジュール
最初に言っておきますが、はっきり言って僕のスケジュールは異常です。
ただ一つ言えることは、僕も普通の人間であって、皆さんも同じ人間だと思いますので、少なくとも再現は可能だと思います。動画の後半では再現可能である理由についてもかじりながらお話ししていこうと思います。
・学校がある日
・学校が無い日
の2パターンに分けて、詳細に話していきます。
学校がある日
7:15 起床(※寝坊)
7:15~7:40 朝ごはん、諸々(前日の確認)
※マナーは悪い
7:40~7:50 家から最寄り駅までダッシュ(運動)
7:50~8:10 電車で英単語・暗記モノ
8:10~8:20 駅から学校までチャリで爆走(運動)
※3ヶ月に1回くらいチェーンが外れる
※高校3年目にもなるとチャイムと同時に教室に入る体内時計を会得、存分に発揮
8:20~14:50 学校
※休み時間・昼ごはん中も暗記モノor理系科目1問
14:50~21:30 学校で勉強
※眠い時は昼寝(30分1~2回)(動画の後半で)
※夜ごはんもお弁当(片手間に暗記モノ)
21:30~22:30 帰り道(その日の勉強を思い出す)
22:30~23:00 思い出せなかったこと確認、風呂、諸々
23:00~4:00 自宅で勉強(気づいたら4時)
4:00 翌朝に確認することを決めて就寝
学校が無い日
8:00 起床
8:00~8:30 朝ごはん、諸々(前日の確認)
8:30~9:00 塾に行く、電車で英単語・暗記モノ
9:00~21:00 塾の自習室で勉強
※昼ごはんはカロリーメイト(手っ取り早く栄養補給)
※眠い時は昼寝(30分1~2回)
※夜ごはんは近くの飲食店(片手間に勉強)(長居は迷惑)
21:00~21:30 帰り道(その日の勉強を思い出す)
21:30~22:00 思い出せなかったこと確認、風呂、諸々
22:00~4:00 自宅で勉強(気づいたら4時)
4:00 翌朝に確認することを決めて就寝
以上が大体の1日の平均的なスケジュールです。
勉強スケジュールの立て方のコツ
勉強スケジュールの立て方のコツを3つお話ししていきます。
目標設定の方法
目標設定の基準はもちろん、「時間」ではなく「分量」で行います。
ちょっと無理のある目標を設定して、それを全力で終わらせる気持ちでやることで集中力とモチベーションを保つことができます。
もちろん計画通りにはいかないことが大半だと思うので、その都度計画のアップデートも行います。
休憩は好きな科目
「勉強の休憩はどうしてたんですか?」
ということをよく質問で頂くんですが
基本的に、僕は勉強は嫌いではありません。
″受験本番までに問題を解けるようにしなきゃいけない″というプレッシャーが苦手なだけで、学ぶこと自体はむしろ好きなのです。
特に理系科目に関しては、「勉強」とすら思っていないくらいには好きでして、
どこぞやの東大医学部の方が「勉強はコスパ最強の遊びだ」とおっしゃってましたが、僕はこの言葉に共感してます。
そんな訳で、勉強の休憩はほぼしていませんでした。強いて言うなら、文系科目の勉強に疲れたら、理系科目の勉強をするなどして、科目を変えることによって気分転換をしていました。
こんな感じで、好きな科目のある人は、
「勉強の気分転換に勉強する」
という感じで、延々と勉強ができる構図が出来上がります。こうなったら最強です。
後は昼寝もしっかり挟んでいるので、とりわけ休憩したいと思うこともなかったです。
もしどうしても休憩は必要という人がいたら、寝ることをオススメします。
よく休憩にツイッター・インスタを見てしまう人がいると思いますが、脳に情報が入ってる時点で、全然休憩になってません。
人間は視覚情報に頼るところが大きい生き物なので、目を瞑るだけでも相当な休憩になります。
従って、僕はあくまでも休憩は「寝る」ことをオススメします。
昼寝を取り入れる
このスケジュールが再現可能である理由に直結する部分です。
基本的に受験勉強においては、勉強時間を確保するにあたって、睡眠時間が一番の大敵になると思います。
もちろん睡眠は大事だし、睡眠時間を削っての勉強は集中力も落ちるのであまり良くないということも理解していました。
ただ、やはり膨大な勉強量が確保できないとどうしようもない状況だってあると思います。
少なくとも当時の僕は
「起きてる時間が足りねぇ!」
「なんで人間寝なきゃいけないんや!」
と思ってました。
そこで登場するのが「昼寝」です。
「よく自習室にきてまで寝てるやつなんなん?」
みたいなことを言う人が多いと思うのですが、今日はその常識を覆してやろうと思います。
確かに何時間も寝てしかないのであれば「何してんねん」って感じですけど、
よく机に突っ伏して20~30分くらい寝ることがあると思います。
あれ実は医学的見地においては効果絶大なのです。
詳しい昼寝の効果や、オススメの昼寝の取り方については、ここで話すと本題から大きく脱線してしまうので、また近いうちに記事にしようと思っていますが、
ここでは夜中の睡眠が3~4時間で足りる理由という観点のみ話しておきます。
結論から言うと、「昼の睡眠は夜の睡眠の3倍の効果がある」というのが、今の医学的見地なのです。
すなわち、30分の昼寝を2回すれば、単純計算で夜の睡眠の3時間に相当する効果が得られるという話で、
そうすると実際の夜中の睡眠が3~4時間であっても、実質6~7時間の睡眠に相当していることになるのです。
6~7時間の睡眠で足りているのかどうかというのはまた別問題になりますが、少なくともそれだけの睡眠が確保できていることになるという訳です。
かの有名な発明家トーマス・エジソンも昼寝を1~2回取り入れて、夜の睡眠は4時間程度だったそうです。
さらには、夜中の睡眠を減らしてまで勉強する人でなくても、昼寝をすることによって認知能力・注意力が上がるのはもちろんのこと、記憶力があがるという研究結果も出てますので、すべての受験生に対して、
あの机に突っ伏して寝るというのはかなり効果的ということが言えるのです。
ということで、自習室で寝ることに関してはそう罪悪感を感じることなく、明日から実践してみてもいいのではないでしょうか。
最後に
僕の勉強スケジュールをマネするかどうかは皆さんにお任せしますが、あくまでも体調管理には気を付けてください。
またマネしないという方でも、参考に出来る部分も色々とあると思いますので、自分が良いなと思った箇所については是非自分の勉強スケジュールに取り入れていただけたらなと思います。
コメント
コメント一覧 (2件)
とある高2です。1日のノルマの具体的な内容ってどんな感じでしたか?例えば青チャート1-50みたいな。
分量で決めていました。まさにそんな感じです。