こんにちは Leeです
この記事を入れてもまだ3本目の記事なので、僕のことを知らない人が多いと思います。
そんな方へ向けて、僕の自己紹介や、受験生やご両親が気になっているであろうことについてのアンサーを書いた記事もあるので、興味があればそれもぜひ読んでみてください。
それではさっそくですが、本題の方に入っていこうと思います。
前回の記事の最後に予告していたのですが、今回は社会選択について書いていこうと思います。
まず僕は理系なので、二次試験の社会については知識がありません。
なので二次試験で社会がある、文系の人にとっては有益な情報が少ないかもしれません、、、
なにせ一次試験だけを考えれば倫政を選択するべきだと思いますが、二次試験でも社会がある受験生もいると思うので、それを考慮すれば倫政を選択するべきではないかもしれないからです。
また文系の友人から情報を集めて、文系の人向けの記事も出そうと思うので、その時はまた告知します(⌒▽⌒)
ただ二次試験で社会がないという文系の人も多いと思うので、そういった人はぜひ最後まで読んでみてください。
(先に謝っておきたいのですが、この先の記事は理系の人向けに書いてしまっているので、文系の人はなぜ僕が倫政を勧めているのかをかいつまんで読んでくれると助かります。)
社会の科目選択は結構大事なのでいろんな情報を集めて、慎重に選ぶといいですよ〜
それでは始めます( ̄▽ ̄)
最初に、もしかすると、この記事を読んでいる受験生の中には、まだ社会に手をつけていなくて、焦っている人もいるかもしれませんが、安心してください。
僕も12月から倫政の勉強をし始めて94点取ることができました。
だから倫政は今からでも十分間に合います。
その理由も書いていこうと思うので、ぜひ最後まで読んでみてください。
地理を選択してはいけない理由
まずは、一般的に理系でどの教科を選択する人が多いかという現状と、なぜそういった現状になっているのかということについて書こうと思います。
そもそもですが、一般的に理系の人は社会は1教科だけでいい大学が多いです。
なので多くの人が地理を選択し、それ以外で言えば世界史、日本史、倫政を選択することになると思います。
(まれに現代社会を選択する受験生もいるかもしれませんが、かなり少数だと思うので今回は割愛します)
なぜ地理を選択する受験生が多いかについてですが、理由は2つあると思います。
- 地理は暗記量が少なく、思考力がいるので理系向けの教科だと言われている
- 倫政を授業で教えている高校が少なく、そもそもの選択肢が少ない
主にこの2つが理由だと思うのですが、この理由に対して僕自身は疑問を持っています。
特に1つ目の理由ですが、これに関しては僕は全くもって意味がわかりません。
もちろん、中学である程度の地理に関する知識を得て、演習も積んでいて、安定して高得点を取ることができるという人もいると思います。
ただそんな恵まれた人は極々少数です。
自分には地理の才能があるかもしれないと信じて、一か八かで地理を選択するのであれば僕は止めません。
ただ、社会で安定して9割を取りたいと思うのであれば、絶対に地理を選択することは避けましょう。
地理が推奨される理由として暗記量が少ないとよく言われますが、僕からすれば得点が安定しないのであれば、意味がありません。
当然ですが、得点が安定しない分、演習を多く積まなければいけず、結局は時間がかかってしまいます。
(しかも演習を積んでも高得点が取れるようになる保証はない( i _ i ))
そういったことを考えると、暗記量が少ないからといって、地理を選択するのはナンセンスだと分かったはずです。
一応、地理に関する記事も貼っておきます(´∀`)
https://www.zkai.co.jp/kyotsu-test/bunseki/chiri/
二つ目の理由に関しては倫政を薦める理由で説明します。
倫政を薦める理由
得点が安定しやすい
まずは、倫政は地理よりは暗記量は多少多いかもしれませんが、覚えさえすれば安定して高得点を取れます。
しかも倫政は日本史や世界史よりも暗記量が少ない上に、年号や訳のわからない石器の名前を覚えなくて済むし、どちらかというと人物名やその人の思想を覚えたらいいので、個人的には覚えやすいと思います。
問題の難易度が低い
また、倫政の一次試験では文章を読んで答えなければいけない問題もありますが、地理と比べると非常に簡単です。
本当に日本語が読めれば問題なく正解することができます。
それ以外の問題はほとんどが知識問題なので、点数はとにかく安定します。
(そもそも問題の難易度自体が他教科と比べて低い気がします、、、)
そう言われても、お前の主観だろと思うかもしれませんので、いくつかの過去問を紹介しようと思います。
令和3年の最新の共通テストの過去問です。
まずは導入文です。
これが倫政の大問一番なのですが、全く知識がなくとも文章を読めば答えられる、俗にいう応用問題を見てみましょう。
今回は問4です。
これで1、2を選んだ人がいれば、日本語に大いに問題があります。
誰でも3、4に絞れると信じて進めますと、あとは資料を読めば必然と答えは3と分かります。
これでわかったと思いますが、本当に難易度が低いんです。
(もっと気になるという方は自分で調べてみてください。東進が解答解説付きで出してくれています)
逆に地理では知識に加えて、応用問題として地図の読み取り問題が出たり、日本史や世界史では年号や人物名の引っかけ問題(正:ルイ・2世 誤:ルイ・3世)が出たりして、かなり厄介だと思います。
個人的には読み取り問題なんかいくら演習を積んでも解ける確証はないし、年号や人物名の引っ掛け問題なんて出た時点で諦めるくらいの難易度だと思います。
そう比べるとより一層、倫政の簡単さがわかると思います。
効率よく得点を取れる
理系の人はできれば社会にあまり時間を割きたくないという人が多いと思うので、そういった理由から暗記量が少ない地理を選択しがちだと思います。
ただ、繰り返すことになってしまいますが、地理は点数が安定しない上に、結局は演習で時間を割かなければいけないので、最初からある程度時間をかけてでも、確証のある倫政を選択する方が賢明だと思います。
知識を詰め込むのに地理よりかは時間がかかるかもしれませんが、点数の上がり方はうなぎ上りです。
ですので倫政を選択すれば最も効率よく高得点を取ることができます。
倫政の勉強法
でもこういう受験生もいるかもしれません。
この記事を読んで倫政にしてみたいと思ったけど、今までで地理や世界史を勉強してきたから、もったいないし、そもそも学校で倫政の授業がないから無理だという人。
2つ目の理由のせいですね。
心配ありません。
参考書ひとつで倫政は十分です。
なぜなら歴史とは違って流れなどはないし、地理とは違って内容について深く理解する必要もなく、ただ覚えればいいからです。
なので学校で授業がなくても、自分で参考書を買って勉強すれば何も問題はありません。
加えて今まで勉強してきたことがもったいないと思う人に向けて言いたいのですが、
潔く捨てたほうがいいですよ
よく考えてみてください。
もったいないと思って地理や世界史を選択して、結局は本番で高得点を取れなければ、元も子もないんです。
そんなことをするのなら、倫政を一からでも勉強して、楽に高得点を取った方がいいですよ。
倫政を選択した体験談
また、倫政がどれだけ楽かを知って欲しいので、僕の体験談を書こうと思います。
僕は中学では地理、日本史、世界史を勉強していました。
(学校の授業があったので)
定期試験では真面目に勉強していたのですが、地理では高得点を取ることができませんでした。
(日本史と世界史は割と高得点を取ることができました)
定期試験でさえ地理で高得点を取ることは難しく、ましてや一次試験はもっと難しいと思います。
そうして高校に入って、倫政の存在に気づき、興味本意で授業選択してみました。
ただやはり理系ということもあって勉強する気は微塵も起こらず、定期試験では常に一桁点でした。
そうして高校3年生の11月まで倫政は放置していました。
残り2ヶ月となれば、もう学校の授業に頼るわけにもいかないので、参考書を自分で買って、ひたすら覚えました。
正直詰んだと思っていました。
マーク模試では大体30、40点しか取れませんでしたし。
まあ間に合わないだろうな思っていました。
ただ勉強し始めて、気づいたのですが、めちゃくちゃ簡単なんです。
倫理だけで言えば、毎日倫理しかしなかったので、一週間で十分完成しました。
政治経済は倫理と比べると覚える量が多く、若干苦戦しましたが、一ヶ月弱で完成しました。
なんやかんやで、覚え切ることができました。
なんとか演習も多少積むことができ、受験本番を迎えました。
本当に簡単でした( ̄∀ ̄)
なにせ覚えたらできますから。
点数自体も割と高得点を取ることができました。(94点でした)
まとめ
ただこれを真似て欲しいわけではありません。
あくまで本気で詰め込めばこれぐらいで完成できるという指標に過ぎません。
計画を立てて勉強するのであれば、一次試験の三ヶ月前くらいから勉強を始めれば、十分余裕を持って完成させることができると思います。
一次試験でのみ社会が必要であれば、ぎりぎりに完成させて、短期記憶で勝負することが大切だと思います。
ですので、勉強し始めるのが早すぎるのもよくありません。
ここまで読んでいただければ、僕がなぜ倫政をおすすめするかはわかったと思います。
ただこれだけは言っておきたいのですが、地理や日本史、世界史を選択することを否定しているわけではありません。
もちろん個人の好みや、向き、不向きもあると思うので、そこは柔軟に対応してください。
僕が言いたいことは、理系で極力効率よく高得点を取りたいのだったら、倫政が絶対的にいいですよということです。
以上を踏まえてじっくり考えて、社会選択をしてみてください。
最後に倫政を選択している人、そしてこの記事を読んで倫政選択にしようと思った人に向けて、おすすめの参考書を紹介しようと思います。
僕が使っていた参考書は2冊だけです。
蔭山さんという人が著書の倫理と政治経済の2冊です。
この人は代ゼミの講師をやっている方らしいのですが、参考書は丁寧に整理されていて、とても覚えやすいです。
コラムもあって面白く、内容も深いのでこの参考書だけで、本番で9割取ることができます。
有名どころでいうと、黄色本もありますが、個人的にはあまりおすすめできません。
実際に買ってみたんですが、覚えにくかったです、、、
なので、倫政選択の受験生は是非是非、蔭山さんの参考書を使ってみてください。
以上で今回の記事は終わろうと思います。
理系で社会選択で悩んでいる、あるいは学校の影響で地理選択をする受験生は多いと思います。
そんな受験生たちに有益な情報を発信できていれば幸いです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
次の記事は医学部の面接について書こうと思いますので、興味があればまた読んでみてください。
それでは( ̄▽ ̄)
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